京都市議会 2018-11-28 11月28日-03号
京都市南部の幹線道路である油小路沿道を中心に,南区から伏見区にかけて面積約607ヘクタールに及ぶらくなん進都については,新しい京都を発信するものづくり拠点を目指し,地元や経済界とも連携を取りながらまちづくりに取り組んでいるところであり,地元伏見区選出議員としてもその発展に大いに期待しているところであります。
京都市南部の幹線道路である油小路沿道を中心に,南区から伏見区にかけて面積約607ヘクタールに及ぶらくなん進都については,新しい京都を発信するものづくり拠点を目指し,地元や経済界とも連携を取りながらまちづくりに取り組んでいるところであり,地元伏見区選出議員としてもその発展に大いに期待しているところであります。
油小路沿道を中心とするらくなん進都は,南部創造のまちづくりの中でも先導地区として位置付けられており,平成10年には高度集積地区ガイドプランが策定され具体的な取組方針が示されました。以後,都市計画の見直しや主要幹線道路の整備などが進められ,昨年には京都高速道路油小路線の直線部分が開通するなど,都市基盤整備では一定の進展が見られました。
こうした認識に立って,高度集積地区については,南部創造のまちづくりの先導地区と位置付け,平成10年4月策定の高度集積地区整備ガイドプランに基づき,第二久世橋の道路整備を中心とする都市基盤整備を強力に進めつつ,油小路沿道の土地の高度利用を図る都市計画制限の見直し,地域内のバス路線の拡充等に取り組んで参りました。
続いて4月には高度集積地区土地利用誘導プランが策定され,油小路沿道を拠点形成地区とする。そして良好な民間プロジェクトに対しては都市計画等にかかわる規制緩和を機動的に行うことなどが盛り込まれておりますが,企業の誘導について現状と見通しをお答えください。 また,元気な未来を開く新京都フロントシティの創造を目指し,住民,企業,行政のパートナーシップが強く求められております。
油小路沿道あるいは京都駅の南の候補地に新庁舎を建設してはいかがでしょうか,御所見をお伺いいたします。 次に市庁舎建設の構想先送りによって懸念されますのが,区役所の建て替え問題であります。市庁舎同様に老朽化,狭隘化により市民サービス面に支障を来すことが随所に現れ,建て替え計画が持たれているところであります。
特に新京都市基本計画におきまして位置付けております高度集積地区のうち油小路沿道を中心とした地区につきましては,高度情報機能や商業業務機能,文化機能等の計画的な集積を図りますとともに,相当程度の高さの建築物や緑豊かなオープンスペースなどゆとりと潤いのある現代的な都市空間の形成を目指しております。
また油小路沿道の高度集積地区は,何かと規制の多い京都市北部で実現できないものを,せめてここだけでも高さ規制を取り払ったまちづくりを実現させてもらいたいと考えております。例えば過去幾度か計画されながら日の目を見なかった副都心の計画を含めて市長の御所見をお伺いいたします。 次に水垂処分地についてであります。この水垂処分地は51ヘクタールの魅力的な土地であり,宝が池公園の開園面積にも匹敵します。
ここで油小路沿道,水垂地区を含めた整備計画を策定して21世紀の新都市開発の新しいコンセプトを確立し,強力な推進体制の下で,例えばパリのデファンス地区などに匹敵する都市づくりをされるといった構想も必要であると考えますが,市長の御所見をお聞かせください。 そこで私は,市南部の開発の起爆剤として,京都市でオリンピック級のビッグイベントの開催を提案いたしたいと思います。